・会社で突然英語が必要になった。
・昇進に伴い、英語力を求められるようになり、焦っている。
・外資系へと転職したが、聞いている以上に英語が必要になりそうだ。
中学高校となんとなく英語をやり過ごし、数か月の短期留学もし、それなりに英語が好きだったが、社会人になり、めっきり英語との接点を失ったあなた。
昇進したら英語が必要になるのはなんとなく理解はしていたが、思いがけず、早い段階で昇進をし、英語が必要となるなんて!履歴書に書いた短期留学がここで頭角を現すとは思いませんよね。
なるべく早く、できるだけ簡単にそれなりの英語力を身に付けたい!
そんなあなたに最短で英語を身に付ける道筋を教えます!
もくじ
え?そんなこと?
と思われるかと思いますが、実はとても大事なフェーズです。興味がなければ何も身に付きません。
私が7歳くらいだった頃にピアノを少し習ったことがあります。特に自分の意志でもなく、かといってピアノを習わせると決めた私の親もどうしても習わせたいという強い意志もなく、周りがやっていたからというそれだけの理由で、数か月もしかしたら1年ほど習っていました。
まったくセンスの欠片もないような生徒だったと思います。私は本当に興味もなく、親に言われるがままお教室へ行き、先生の言う通りのことをするだけ(できなかったが)でした。
いまでは、当時の早く終わってほしい感情と5階の窓から見えるバス停だけが心に残っています。
しかし、もし興味を持って習っていたら楽しかったと思います。心からそう思います。
ここで興味ないものには興味は持てないよという言葉が聞こえてきそうですが、それは本当でしょうか。
無理やり興味を持つように意識を向けると次第に本当に興味が沸いてきます。
私の最近の趣味は韓国ドラマを観る事なのですが、それまでの私は世の多くの男性と同じで、いくら妻が面白いよ!と誘ってくれても一切見向きもしませんでした。
「はいはい。そんなものは観るまでもなく、俺には興味がない分野だから結構です。」
そんな風に思っていました。
2020年の春、新型コロナウィルスが猛威を振るいだし、外出自粛をしたゴールデンウイークが暇この上ないので、妻孝行するつもりで一緒に「愛の不時着」を観ることにしました。
頑張って1話だけは興味を持ち、絶対に寝ないことを胸に誓い、挑んだ初の韓国ドラマ。
16話目の頃には妻より号泣していました。
ここで言いたいのは、強い意志をもって興味を持てば、意外と頭に残ったり、面白いと感じることがあります。
必ずとは言いません。そしてすぐにとも言いません。
そして、その小さな面白さを積み重ねていくことが英語学習の第一歩であることは言うまでもありません。
ドラマを観るのはなんだか「遊んでいる」、「楽しんでいる」と思われるんじゃないか。真剣に勉強していると思われないんじゃないかと思う人が多いのはないでしょうか。
しかし!ドラマはパーフェクトフードならぬパーフェクト教材なのです。
信じてください。ドラマは最高の教材なのです。
まず、日本人が一番足りないものはリスニングスキルです。
旅行で海外へ行った際の私の友人たちの口癖は「え?なんて言ってる?」です。
リスニングならば、石川遼選手がよく宣伝していたスピードラーニングで聞き流しが一番コスパが良いのではないか。
と当然みなさんはこのように思うのです。
残念ながら聞き流しでは英語のリスニング力は高まりません。
なぜか。
意識せず英語を聞いたとしても頭には何も残らないからです。
興味をもち、何を言っているのだろう、この単語はどういう意味だろうかと常に考えながら聞くことがカギとなります。
当然、考えながら聞くと疲れます。人間は楽なほうを選ぶ生き物なので、英語を意識して聞かないと脳が負担のかからないように自動的にスイッチがOFFになります。
ここでドラマを観るにあたり、更に気を付けたいのは字幕です。一見、英語を聞いているだけで字幕はあまり見ないようにしても気が付くと字幕を追っています。結果、英語を意識するよりも字幕を読んでしまっているということになりかねません。
最初は継続のために字幕をつけることはアリですが、少しずつレベルアップという意味を込めて、字幕なしに移行していきましょう!
あなたはLanguage Reactorを知っていますか?
本当に最高なのでぜひお試しください!
どのくらい最高かということは別の記事に譲りますが、端的に紹介すると下記のようなものです。
・好きなドラマ、映画、Youtubeを教材にできる。
・日本語と英語の字幕が表示される。
・単語をクリックすると訳、意味、文例などが表示される。
どちらかというと見慣れた好きなドラマや映画を勉強していくのに向いています。初見のドラマは集中できないのでおススメしませんが、かなり楽しい勉強法だと思います。
ある程度ドラマを観ていくと、少しばかり理解してきますので自分が興味のある分野のSNSを探していくことがオススメです。Youtubeはもっとも簡単ですが、TiktokやInstagramの現地アカウントを探していくのも楽しいです。
車が好きであればカスタム車の動画やレーシング系車好きはNASCARの選手インタビュー動画やレースの解説に耳を傾けるのも非常に良い勉強になります。
ただ単に動画を観ていてもと飽きてきますので、この人カッコいいな。この人みたいになりたいなという人を見つけましょう。
見つけたら、その人の話し方、身振り手振りも併せて真似しましょう!この際、実際に声に出して真似してみましょう。いや、恥ずかしいよそれは。という方もいらっしゃるでしょう。
私が日本に来た諸学校1年生の時は日本がは全く話せませんでした。言える単語はありましたが、「だめ」のみです。
どうしたらここまで日本語ができるようになったか。
たくさんの挫折と涙ぐましい努力を除けば、クラスメイトの話し方をとことん真似することでした。複数の友人の話し方を足して二で割るような感じでとにかく真似しました。中学高校では必ずしも上品な話し方ばかりではありませんでしたが、大人になるにつれ、周りの大人たちに影響を受けながら修正されていきました。
そう考えてみると人間は生まれた時から周りを真似しながら育ち、次第に自分らしさを形作っていくものだと思います。
実は「学ぶ」の語源は「真似る」であり、学ぶということはまずは真似ること。オリジナリティーはその後である。気が付かないうちに我々人間は真似をしながら成長している訳です。
とにかく話し方を真似することがもっとも近道です。恥ずかしがらずに口に出して、たくさん練習して身に付けていきましょう。
文法の正しさや細かい単語の意味は考えなくても良いです。その言い回しがどういう意味かをざっくり理解している程度で構いません。むしろ考えない方が良いかもしれないくらいです。
練習あるのみです!100回でも200回でもしつこく練習していきましょう。
さて、ここからは練習してきたこと発表していく場です。一番手っ取り早いのは外国人が集うバーにいき、たくさんの外国人と話すことです。
はい、ここでも聞こえてきます。「おれ、人見知りだから無理だよ~」
その気持ちも分かります。無視されたらどうしよう。おれの英語が通じなかったらどうしよう。そもそも低い自己肯定感がさらに低くなりそう。
すべて友人たちから聞いたことがあることですが、そんなことを気にしていたら何も上達しません。何かが欲しいときは自分から行動してある程度の覚悟をもって努力する他ないのです。心地よいゾーンから出ない限り、求めているものは手に入りません。
リスクがないリターンは世の中には存在しません。No pain, No gainというやつです。
勇気を出して突撃しましょう!最初は気恥ずかしいかもしれませんが、慣れさえすればこちらのものです。怖いものはありません。どんどん外国人に話しかけに行き、分からなくても会話を続けることを心掛けてください。とにかくできるだけ長い間コミュニケーションをとるよう頑張ってみてください。
私のようにお酒に弱小の方や、そういう場が怖い方はバーでなくても、外国人が集うコミュニティーに行くのも同じことです。
英語圏の人は幼少期より、人には優しくするように教育されています。知らない人でも話しかけれられたら99%返答します。日本では無視されるところですが、英語圏の人は初めての相手には失礼だと思うことは避ける傾向にあります。なので仲良くなりやすいと思います。
日本人初見の人にドライであり、仲良くなるまでかなり時間はかかるが、懐に入り込めばその仲間は見捨てない。英語圏の人は最初から誰でも仲良くはするが、それが信用の証ではなく、何か合わないことがあればすぐに付き合わなくなる。
こんな傾向があるのでないかと私は感じます。これこそ文化の違いでしょう。
要するに、英語圏の人は初見の人に対して優しい人が多いので、恐れずガンガン話しかけに行っても大丈夫です!
ここまで出来たらなんとなくコミュニケーションをとることに怖さはないのではないでしょうか。
言っていることもなんとなく分かるし、自分の言いたいことも拙いながらも単語を繋げてなんとなく伝えることができる。このくらいのレベルに成長できているはずです。
しかし、ビジネスで使うレベルまで英語力をしっかりつけるには、絶対に英語スクールです。
自力ではなかなか到達できないレベルです。ここまで来ると上記のことを繰り返していては英語力は伸び悩み、ただ闇雲に時間を浪費するだけになりかねません。自信がついたら英語スクールに入るべきだと私は思います。
そして英会話ではなく、しっかり学べる英語スクールが良いです。英会話は話すだけなので、すぐに頭打ちになりまう。自分のレベルに合った様々な記事を読み、自分の意見を書き、話し合い、理解を深めていくことが英語力向上の秘訣です。また一人ではなく、同じようなレベルで同じ志をもった仲間とともに学んでいくことの楽しさもあります。
そしてやるなら、週1回の英会話ではなく、社会人向けで本気の英語スクールがオススメです。1年間で1000時間やるような、そんなスクールであれば一気に成長すること間違いなしです。
英語の習得には3000時間以上必要と言われています。
毎週1時間しか勉強しなければ、1年で48時間にしかなりません。この計算だと3000時間に到達するまでに62年以上かかることになります。
30歳で始めれても92歳。
しかし1年で1000時間勉強すれば、3年で3000時間までいけます。
1年間1000時間こなすには1日2時間40分が必要ですが、朝と夜で分ければ1時間20分ずつで済みます。
仮に留学していたとした場合には、語学学校で朝9時~17時までしっかり7時間勉強をして、それで1年でなんとか話せるようになるかならないかのところです。日本に居ながらにして英語力をつけるにはそれなりの時間を作る必要があります。
また意味のない学習で3000時間よりも身になる3000時間学習したほうが、遥かに為になります。
どうしても高くないお金はかかりますが、必要経費と考えたほうが良いでしょう。
お金をかけずに独学で英語を身に付けましたという人もYoutubeなどにもいますが、そういう方のほうが圧倒的に珍しく、その真偽も定かではありません。その人だからできるということもあります。
「これだけでok!」シリーズは響きが良く、簡単にできそうな雰囲気が出ますが、「これだけすればok!」なんていう勉強はなく、「思ってたのと違う」という理由で自然とやめてしまうことが多いです。
だからこそプログリットのような本気の英語スクールでサポートされながら、しっかりと意味のある学習が大切です。
意味のある学習は裏切りません。1日3時間を1年でも続けてみてください。
必ず上達します。
信じてください!
大学受験ぶりに英語を学び直したいあなた。
おさらいです。
1)まず、英語に興味をもつ。
2)その興味を持ちつつ、ドラマを観まくります。(2か月~3か月程度)
3)なんとなくリスニングに慣れたら、次のステップは字幕なしで興味ある分野の動画を深堀してみてください。(2か月程度)
4)どのような形でも外国人とコミュニケーションをとりましょう。(2か月~3か月程度)
5)外国人とのコミュニケーションに慣れてきたら、英語スクールに行きましょう!(1年間~3年間)
この流れでいきましょう。
本当にこれでいいの?英語スクールだってお金使いたくないよ!
その気持ち、痛いほど分かります。でも逆に考えてみてください。
外国人が日本語を学びたい!そう相談された時にあなたはなんと答えますか?
恐らく最初は日本語に慣れようドラマを観るよう勧めるのではないでしょうか。そして本格的に勉強したければ、日本語学校へ行くことオススメするのではないでしょうか。学校なしでは限界がありますよね。
英語もまったく同じです。最終的にはサポートをしてもらいながら、着実にレベルアップしていくのみです。ゆっくりと着実に英語力を積み上がります。簡単に手に入るものほど、簡単に失います。苦労した分だけしっかりと身に付き、ずっとずっと残ります。
いきなり高い目標だと、もう無理!と思ってしまいますが、段階を分けて、まずは楽しみながら少しずつ着実なステップアップを感じましょう。そうすれば必ずあなたは他の人とりも高い英語力を身に付けていることを実感する時が来るでしょう。
あなたは必ずできるようになる。
まずは小さく始めよう!