【親も知らない】帰国子女のイメージと真実

“帰国子女”

親の勤務の関係などから長年海外生活して帰国した子供

広辞苑

こんにちは!

今回は帰国子女についてです!

お父様お母様がなかなか理解できないお子さまの気持ちで「この子いったい何を考えている!?」とストレスが溜まりまくっている方は多いと思うので、帰国子女の親が以外と理解しづらい気持ちを解説していきたいと思います。

ここで言う「帰国子女」は海外へ赴任になった方のお子様が現地校やインターナショナルスクールに行っていた子がほとんどであると思いますので、英語と日本語のバイリンガル帰国子女としてお話を進めていきたいと思います。

海外にあまり縁がないままに大人になり、そして駐在することになった方というのは意外と多いのではないか思います。

実際に私の父親も私の気持ちを理解しているかと言うと、微妙なところではないかと感じています。

今回の記事を読み終えたころには帰国子女の苦労や葛藤がわかるのではないかと思います。

帰国子女であるということ

あなたにとって「帰国子女」ってどんなイメージでしょうか。昔から「帰国子女」は周りにいたと思います。

自分が学生の頃に「帰国子女」と言ったらどんなイメージを持ちましたか?

  • 「派手」
  • 「我が強く、感情的」
  • 「日本語の中に英語を織り交ぜるいけ好かないヤツら」
  • 「生意気」

都市部に住んでいる方は人生で一度は交流したはずです。学校だったり学習塾であったりと場所は様々です。

そしてここで「帰国子女」は基本的には欧米英語圏もしくは、英語圏外の国であっても大体は英語のインターナショナルスクールに行かれていたはずです。

インターナショナルスクールでは欧米の文化が強いと思いますので、この記事では帰国子女は欧米文化に馴染んでいるという前提で進めていきます

帰国子女といえば、英語ができて羨ましい、言動が派手だなど様々なイメージがあるかと思います。

それが羨望の眼差しなのか嫉妬の眼差しなのかは微妙なところでしょう。

やはり文化の壁は高く、周りとの調和を重視する日本では、マイペースな自己主張の文化は相容れない部分があると思います。

相容れないが故に、同級生からの羨望と嫉妬の微妙な感情の間を行ったり来たりしているのでしょうか。まだ精神的に未熟な学生であれば尚更ですよね。

「帰国子女」でもある私は学校生活の中でたくさんのことを言われました。良いことも悪いこともです。

私は一晩寝ると都合の悪いものはすべて忘れてしまう性格なので、過去の出来事は残念ながら詳しく書けませんが、記憶の奥底にトラウマとして居座り続けているものもあるだろうなと感じています。

正直なかなか日本は厳しいなと思うこともありました。

しかしその厳しい日本の学校社会で得たものは大きかったです。帰国子女ならよく分かるでしょう。

そんな学校に鍛えられた私は大変強くなりました!(笑)

さて、私はここで読者の皆様を怖がらせたり、同情を得たい訳ではありません。

私が帰国子女のお父様お母様にお伝えしたいのは、「隣の芝生は青く見えるが、みんなが思うほど青くない」ということです。

あなたのお子様はあなたが思ったより苦労しているのです。

羨ましがられる帰国子女ですが、本当は毎日混乱と悔しさが入り混じっているのです。

「帰国子女で羨ましいな、その英語力分けてよ!」とよく言われる訳ですが、日本に帰ってきて英語を勉強しないで英語を保持するほど、言語というものは甘くないのです。

実際には英語保持には絶え間ない努力を注ぐ必要があるのです。

それを諦めてしまったらそこで試合が終了です。

もちろん帰国子女はそれぞれ。

どの子も例外なく得意と不得意があり、一概に帰国子女はこのくらいのレベルの英語力です、ということはないのです。

小学校1年生で帰ってくる子もいれば、小学校6年生で帰ってくる子もいる。

それだけでも英語力は相当差があります。その代わりに日本語力が極端に低いことだってあります。十人十色なわけです。

まず帰国した瞬間から英語力は下降線に入ります。

現地の友達とはどんどん差が広がっていきます。

海外では毎日少なくても4時間ほどは学校で学び、外へ行けばどこもかしこも英語が飛び交っています。

それに比べ、 日本では英語を使う機会がガクッと減ります。学校では 日本語も頑張らなければいけないし、英語の保持にかなりの努力をしなくてはならない。

ということは、帰国子女は人の2倍も努力する必要があるのです。

傷つき、悩み苦しみ、泥臭い苦労をしながら、自分なりに安心できる場所を探しているのです。

決して楽ばかりの学園生活ではないと思います。言語を2つ相手にするということは悩みも2倍ということです。

お父様お母様、ぜひとも日頃から時間を見つけて悩み心配を聞いてあげてください。

決して否定せず優しく共感してあげることはお子様にとって非常に大切なことです。

お互い悩みを共有したって良いと思います。

とにかく傾聴が大切です。

帰国子女メモ①

帰国子女だから英語ができるわけではなく、現地にいる時間も含めて英語を学んできたから英語ができるのです。この辺のことがあまり日本では認識されていないようです。

【衝撃】帰国子女の知られざる栄光と挫折

帰国子女のイメージとその真実

学校では浮いた存在であることは間違いないです。(帰国子女クラスがあれば別かもしれません。)

かくいう私も帰国子女であるのでよく分かります。これはべつに悪い意味で浮いた存在であると言ってることではありません。

私の個人的な感想であり、帰国子女であれば私の言っている意味がわかるはずです。

胸を張って「日本人です!」

と言いたいのに、何か言えない雰囲気。なんとなく浮いているような気がする。周りと考えが合わない気がする。自分は何者なのか。

冒頭部分では私が個人的に言われたことのあることや同じ環境の友人が言われたことのあるものを書き出しました。

それぞれのイメージを紐解いてポジティブに変えていけるよう、私なりのアドバイスもいれました。

お父様お母様はぜひ参考にしてください。

「派手」と思われる

海外で来ていた服、持ち物が派手なイメージを連想させると思いますが、本人からしたら、至って普通だと思っているはずです。

また、立ち振る舞いが欧米化していることも多いので騒がしい=派手となってしまうのでしょう。 人気者になるチャンスです!このままいきましょう!

「我が強く、感情的」 と言われる

日本では良いイメージではないですが、欧米圏では当然学校でも求められることです。むしろ自分の意見がないことは恥ずかしいことであり、授業だけでなく、常に日頃から自分の意見に基づいた行動が求められます。

そして感情も決して激しいのではなく、喜怒哀楽を表現しているに過ぎません。

日本では感情を我慢しすぎているだけで、感情がない訳ではないはずです。

ただ表現するように教わっていないだけです。

これを機に周りのお友達も表現できるよう、巻き込んでいくのもアリだと思います!

「日本語の中に英語を織り交ぜるいけ好かないヤツら」 と思われる

日本語で言いやすいものと英語言いやすいものがそれぞれあり、それを知っているが故に思い浮かぶ方をつい口走ってしまうことはたくさんあります。

まだバイリンガルとしても未熟で成長過程である学生の内はよくあることです。

仕方がないことでないかと思います。私の中でも解決策はまだ見つかっていません

ブームになるように仕掛けていくのも楽しいかもしれません。

「生意気」 だと思われる

別に歯向かっている訳ではないし、挑戦的な発言をしているつもりではないのですが、自分の意見を素直に言うと生意気だなと思われます

先輩や目上の方への発言はトラブルとなりやすいので、特に気を付けましょう。

英語では敬語がなく、海外生活が長いと敬語そのものの使い方が分からず、先輩や目上の方に対してタメ口になりがちです。

間違ってもいいので先輩や目上の方には敬語を頑張って使いましょう。

帰国子女メモ②

モノリンガル(1言語話者)の方から、考え事はどっちの言語でするの?との質問をいただきます。

答えはそのどちらでもなく、その状況、環境によって考える言語が変わります。そしてどちらの言語も深層部分では考えが繋がっている感覚です。

バイリンガルは無意識的につい言語を混ぜてしまうことが多いです。訓練することによって意識的に混ぜないで話すことも可能になります。

まとめ

今回は意外と知られていない、帰国子女のイメージとそのイメージに隠された真実をお話したしました。

帰国子女の苦労、大変さは皆様が思っている以上にあり、その明るく元気な笑顔の裏には人一倍の悩み、葛藤と努力があることを知っていただけたかと思います。

帰国子女の親御様には子供のストレスがそれなりにあることをご理解いただければ嬉しく思います。

見た目やイメージだけで決めつけてしまう我々ですが、実は楽にスキルが手に入るほど言語学習は簡単ではないのです。

どうしても人間というのは簡単に手に入るものや、楽なほうを選んでしまいがちです。

簡単に手に入るものほど簡単に消えてしまいます。ツラく泥臭い苦労をしてゲットしたスキルは中々消えません。

もしかしたら、子供の内に身に付けたい考えは、【続けることの大切さ】なのではないでしょうか。

また、海外生活ではあんなに元気がよく明るかったのに、日本に帰ってきたら、暗い感じになっている子がいれば、それは何か悩みがあるのだと思います。

2言語を相手するのは本当に脳を使います。

脳への負荷が強い分、後に手に入れるものが大きいですが、成長過程では悩みも2倍です。

これを読んでいる、お父様お母様はどうかお子様に耳を傾けてみてください。

英語も日本語もどちらも操ることは本当に大変なことなのです。

帰国子女の経験がないお父様お母様でも、この記事をきっかけにお子様を理解してあげられることがその子の救いとなり、人生において大きくプラスになることと信じております。

Thank you!

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