こんにちは!マルコムです。
帰国子女は苦労ばかりか?
と心配される方がいるといけませんので、知られざる栄光と挫折について解説していきます。
帰国子女の記事ではよく苦労していることや大変なことを書いていますが、実は苦労ばかりではありません。
いいところもちゃんとありますよ!将来的にはもちろん良いことしかないのがバイリンガル、帰国子女ですが、多感な時期の苦労と悩みは多いのも事実。
今回はこの記事を読んで、正しく理解して恐れることなく自分の道を歩んでいきましょう。
バイリンガル、帰国子女は恥ずかしさなのか、仲間外れを恐れてか、あまり自分のことを語ることはないように思えます。
もくじ
日本語と英語のどちらも勉強するものと決めてしまえば、割と「こんなもんか~」と思えてしまいます。
とはいえ、やはり自分の思い通りにいかないのがバイリンガルの帰国子女。
本当に様々なことで悩み苦しみます。
それでいいのです。
「より深い人間になってるんだな~」と思ってください。
だいたい、学生時に苦労することは大きく分けて2つに絞られるかと思います。
人間関係での悩みと2言語の勉強関係です。
それ以外はあまりないと思ってもらって大丈夫です。
人間関係
海外で過ごした年数が長ければ長い程、海外の文化に馴染み、日本のことを忘れていきます。
そして現地の人といればいるほど、その国の文化や考え方が染みついていきます。
帰国後、その日本人と違うところを指摘され、嫌な思いをすることがあります。
これは避けられないことで、親が解決できる問題ではないことを認識することが大切です。
結局生きていく中で嫌なことにたくさん遭遇しますので、自分なりの解決方法を見つけて自分で納得するしかないのです。
私自身、それはもうたくさん嫌なことがありました。
でも違った見方をすれば、それは自分が勝手に気にしているものも多く、他からすると、「そんなことは気にならない」と思うこともかもしれません。
実は、嫌だなと思うものは人それぞれ、解決方法も人それぞれ違うのです。なので全く心配いりません。
自分なりの納得するものが自然と見つかります。
勉強
日本語と英語の2言語を勉強しなければなりません。
日本にいれば主に日本語での勉強がメインになってくるはずで、ひらがな、カタカナ、漢字のすべてを同じ学年の子たちに合わせる必要があります。
海外生活中から既に帰国を見据えた上で日本語の勉強をしている方はその苦労はまだ少ないかもしれません。
しかしそれでもかなりの試行錯誤の上、日本語のレベルの引き上げが必要になってくるはずです。
その勉強だけでも大変なのに、英語力保持(向上も)も考えなければなりません。
最初の数年は非常に苦しいと思うかもしれませんが、必ず花開きます!
人によっては2年かもしれないし、4年かもしれない。
それはその子によるのです。
どんな性格なのか、得意不得意の認識と「絶対にもっと上手くなるんだ!」というマインドも左右する要因の一つになります。
たまに、自分は本当にどうしようもなく頭が悪いのではないかと錯覚してまうことも多いです。
でも大丈夫。
帰国子女は荷物が人一倍多いので苦労しているだけです。
段々と力がついてくると、人一倍荷物を持っていても楽に感じてくるどころか、同級生と同等な日本語力に加え、英語力も世界で通じるくらい身に付いていきます。
もちろん、あくまでも英語を諦めずに続けていた場合の話です。
【帰国子女必見】帰国する子供たちが英語を伸ばし続ける6つのアドバイスバイリンガルでい続けるのは大変なことです。多くの方が英語学習を諦める中、続けていけた帰国子女には当然いいこともたくさんあります。
私なりのアドバイスも入れましたのぜひ参考にしてください。
実際にはどちらの言語も苦労しているとしても、周りからは「二言語を操る優秀なヤツ」と思われます。
醸し出す態度によりますが、ちょっと一目置かれる存在になりやすいです。
かといって何でもかんでも素直に外来語を英語の完璧な発音で言うのは控えておきましょう。
見せつけているように思われ、仲間外れになる原因にもなり得ます。普段の生活では一切英語が出来る素振りを見せないほうが懸命です。 ギャップ萌えを狙いましょう。
例えば、女子に対して恥ずかしがらずに優しくできるといった行動は日本男子には難しい芸当です。
日本に帰ってきて、当たり前のことをしていたら自然とモテたという話はよく聞きます。女子の場合でもよく聞くお話です。
ただし狙ってやると逆効果の可能性が大なので、気を付けましょう。
当たり前の話ですが、学校の英語がめちゃくちゃ簡単です。
現地校でネイティブと同じ授業がだったところから、いまさら色やABCについて習っても眠くて退屈ですよね。
これは仕方がないです。適度に授業に参加する姿勢を見せ、確実に最高得点を稼いでおきましょう。
出来るのに授業態度が悪いために成績が落ちるの非常にもったいないことです。
そしてここが一番重要ですが、簡単だからといって英語の勉強を絶対にやめないでください。
「学校の英語簡単すぎるし、おれ天才だわ~」と考えるの子供あるあるです。
学校の英語が簡単なのは当たり前ですし、点数も良いでしょう。
しかし英語の勉強をやめたら、すぐにみんなと同じ土俵へ戻ってしまいます。
必ず英語は続けてください。学校の英語はあまり気にせず、自分の英語力の向上に意識を向けてください。
このパターンは非常に多いです。本当にもったいないです。
しつこいようですが、あきらめずに続けていってほしいと心から願っています。
さあ、英語の勉強をしつこく続けていると、このステージに登れています。
社会人になったときにやっと自分の置かれていた環境がどれだけ恵まれていたを実感できます。
受験で有名大学に入っても英語はできないままの方が大変多いので、ここが差別化ポイントです!
海外との取引がある企業の場合、英語が流暢な社員とそうでない社員を比べると、英語が流暢な社員が圧倒的に実績を上げやすいです。
その上、日本企業のみならず、外資系の企業へだって入社が可能になります。
何度も言いますが、英語学習を途中で諦める帰国子女の方が多い。継続した人だけが辿り着ける景色なので、ぜひとも継続していきましょう。
これを読んでいるお父様お母様、受験だけにフォーカスしてはいけません。
受験させることで頭がいっぱいになり、英語を疎かにしていませんか?
英語は教科の一つに過ぎないという考えがあれば、すぐに思い直してください。
世界は広く、この時代では海外の大学へ行くことだって検討に値するはずです。
英語力があるだけで可能性は世界へと一気に広がります。
ということで学習塾で教えている英語なんて全く必要ありません。(学習塾の方に怒られてしまいますが、事実です)
ましてや全教科を網羅している個人指導塾の英語は受けないほうが良いです。
だいたいが大学生で、自分でも何を教えているのか分かってないという先生がほとんどです。
英語を継続するなら、正しく指導できるところにしましょう。
では正しい指導とは何か?
まず、やめておきたいのは日本の英語教育でやりがちな「前置詞が~」や「be動詞が~」といった文法の公式を覚えることです。これは全く必要ありません。
私も全然分かりませんし、分かったところでなんのプラスにもなりません。英語文学の教授や語学研究者になるなら話は別ですが、そんなつもりがないのであれば学ぶ必要はありません。
正しい指導とは、その子に合った勉強法をその都度更新し、より成長できるようお手伝いすることです。
正解を教え、暗記させることは指導ではありません。その生徒の成長過程で様々な問題やつまずきが起こります。
それらを乗り越えるサポートをし、自分の力で解決するよう導いてあげることが正しい指導だと思います。
人それぞれ苦手なところ、得意なところが違います。
そこを把握しながら、見守りつつ、モチベーションが上がるようにサポートしつつ、問題につまづけば、解決できるよう導く。
ぜひとも、こういう英語専門塾を探してみてください。
「英語も併せて勉強できるから楽ちんだし、コスパ良さそう!」とのお考えも理解できますが、学習塾の教え方は完全に昭和です。
受験自体が何十年も変わらないシステムなので、仕方がないと思いますが、英語に関しては実用できててなんぼの世界です。
いくら受験に出てくる問題を説くことができても英語でコミュニケーションが出来なければ社会の役に立つことはできません。
一方で、受験に出てくるので、勉強しなければならないことも知っています。
帰国子女の場合、受験英語は日本特有の完全に別物であることをご理解の上、専門的に英語を教えているスクールも同時に通うことをオススメいたします。
英語専門塾も都内でも何校かありますが、評判だけに惑わされずに、しっかりと費用面と講師の考え方や姿勢を見て決めてください。
帰国子女の気持ちは帰国子女にしか分からないものです。いくら親であっても同じ経験をしていない限り完全に理解してあげることは難しいです。
これを読んで、「なるほど、こういうことで悩んでいるのか~」と思ってあげてください。
少しでも悩んでいる帰国子女の助けになれたら嬉しいです。
帰国子女はちょっと目立つ存在であるので、良いことも苦労するところもたくさんありますが、親としてやってあげられることは気持ちの面でのサポートと、英語を続けていけるよう、モチベーションをあげることくらいです。
勘違いする多感な時期には、人間として正しい方向へ導いてあげることも大切です。
また、せっかくの資産を失わないためにも、ぜひとも英語を継続し伸ばし続ける最大限の努力をしてください。
そして英語の専門塾にいきましょう!
登り続けた人にしか見えない景色はあります。
資産をどぶに捨ててしまうのはもったいないです!英語で明るい人生が待ってます。
英語が苦手な人が多い日本で、英語を身に付けたら最強にです。
続けていけば必ず英語力は上がります!
Thank you!
【親も知らない】帰国子女のイメージと真実